ドローン のバックアップ(No.3)
基本構成
- Frame
フレーム - Power Distribution Board(PDB)
配電板
Flight Controller や Camera, VTX などが使用する電気(5V or 12V)を供給する基板
私は使ったことがない。軽量化を考えると使えない。
- Flight Controller(FC)
ドローンの頭脳
マイコン、ジャイロ・加速度センサー、地磁気センサー、気圧センサーなどが実装されている。
ものによっては電流センサ、SDカートスロットなども実装されている。ソナーやGPSも後付けできる。
一度全部入りのものを使ったことがあるが、レーシングドローンには必要ないことに気が付き、今ではマイコンとジャイロだけのものを使っている。
ソフトはプレインストールされていることがほとんどだが、変更することもできる。有名どころは、Cleanflight、Betaflight、Raceflight。私はBetaflight を使用している。これらのソフトはオープンソースなので自分向けに改造することもできる。
マイコンはSTM32シリーズのものが使われていて、F1、F3、F4、F7をよく見かける。数字が大きいほど処理能力が高い。その代わりICのサイズも大きい。
F3だと若干足りなめかな~という感じ。個人的にはF4が良いと思う。- ドローン/Betaflight/改造
- ドローン/Betaflight/改造
- Electric Speed Controller(ESC)
モーターを回すために必要な基板。
この基板にもマイコンが実装されている。ソフトはプレインストールされている。多くはオープンソースのソフトで動いている。
- Battery Eliminator Circuitry(BEC)
FCに供給する5V電源を作り出す回路。
PDB基板、ESC基板、FC基板に実装されている。
- Motor
モーター
- Receiver
プロポの操作情報を受け取りFlight Controllerに受け渡す基板
- Camera
カメラ
- OSD
カメラの映像に各種情報(コールサインとか、バッテリー電圧とか)を映し出す装置
最近はFC基板上に実装されている。
- VTX
カメラからの映像を電波にして送信する基板
- Propeller
プロペラ
最近は4つのESCが1基板に実装された4in1 ESC や
OSDやBECが統合されたFC基板などが出ているようだ。
FC, 4in1 ESCのサイズ
- 36mm x 36mm(マウントホール:30.5mm x 30.5mm)
基板サイズが大きいので重い。
気圧センサー、地磁気センサー、電流センサーなどを搭載したものもある。 - 27mm x 27mm(マウントホール:20mm x 20mm)
レーシングドローンを作るならこのサイズがお勧め。
比較的軽く、(レース向けの)機能は十分に備わっている。OSDが実装されているものが便利。 - 20mm x 20mm(マウントホール:16mm x 16mm)
省スペースで軽い。
ただし、1S, 2S向けがほとんどで、3S, 4Sに対応するものが(見つけられてい)ない。